●標準音●

中山 健太 筆



標準音という言葉を聞いたことがあるだろうか?
西洋音楽において19世紀後半から各国の協議により1点イ音を標準に統一を図ったのである。
1939年の第2回国際標準音会議(開催地ロンドン)によると20℃条件で (A4)=440Hz が演奏会高度とされた。
(温度によって音速が変動するため)

しかし! 現在では(A4)=442Hz、場合によっては445Hzに設定されることもある。

過去に遡ると、19世紀末のパリ会議(1859)とウィーン会議(1885)では、標準音 (A4)=435Hz であった。
更に遡ってバロック時代になると、(A4)≒415Hz 或いは (A4)≒427Hz であったらしい。
(440Hzから見た415Hzは半音下である)
またモーツァルトの時代では概ね (A4)≒430Hz と言われる。

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