●透明の芯の芯●
〜市川讃歌〜

宗 左近 作詩


1.夕焼け おお 生命が炎える
  市川 夢の常夜燈
  舞う 縄文の蛍たち
  少女の乳首の尖きに富士とがり
  恋の継ぎ橋に立ちすくむ若者の瞳に
  どんな鳥が歌ってくれなかったろうか
  幸福より長い永遠はありはしないと
  市川 炎える生命
  常夜燈の夢

2.星明り ああ 暗闇が祈る
  市川 伏流水の歌
  跳ねる 影の魚たち
  若者の眉の上に銀河雪崩れ
  雲の涯に身を投げる少女の足裏
  どんな波が叫んでくれなかったろうか
  瞬間より深い宇宙はありはしないと
  市川 祈る暗闇
  歌の伏流水

3.曙 いま 世界が垂直
  市川 芯の芯の透明
  はばたく 虹の風たち
  恋の継ぎ橋を渡る若者の瞳に
  尖りはじめる少女の乳首の富士
  どんな光が祝ってくれないだろうか
  永遠と瞬間の沸りあう今こそが未来と
  市川 垂直が世界
  透明の芯の芯




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