●神廣講座2●
〜譜表と音符・休符〜
神廣 憲記 筆
楽譜は以下のような五線と音部記号、音符・休符の組み合わせによって書かれています。
1.五線
下から第1線、第2線・・・第5線といいます。
また五線の間を下から第1間(かん)・・・第4間といいます。
五線を超える音は加線を使って記します。
2.音部記号
五線のどこがどの音なのか、基準となる音を示す必要があります。
音高の基準を示す記号を音部記号といいます。
ト音記号・・・左の図では第2線がG(ト)であることを示しています。
ヘ音記号・・・左の図では第4線がF(ヘ)であることを示しています。
3.音符・音符
音符
長さ(全音符を
1としたとき)
休符
かたち
なまえ
かたち
なまえ
全音符
1
全休符
2分音符
1/2
2分休符
4分音符
1/4
4分休符
8分音符
1/8
8分休符
16分音符
1/16
16分休符
32分音符
1/32
32分休符
このように、上から下に向かって長さが半分になっています。
このほかに、
付点4分音符
のように、右側に点が一つ付いた音符(休符)があります。
これは、点をつけた音符の長さを1.5倍(もとの長さ+半分の長さ)にするということです。
例えば「付点4分音符=8分音符三つ分」となります。
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